博士後期課程に在学中の方および目指す方への朗報(ほぼ全員への給付金制度の開始)
博士後期課程に進学される方の、給付金制度としては学振(DC1、DC2)が有名ですが、本年度10月1日より、JSTの「次世代精鋭人材創発プロジェクト」として選定校に在籍中の博士後期課程学生の方にほぼ無条件で月18万円程度の生活費および年40万円程度の研究費が支給されます。対象は学振非採択者(採択された場合は学振に切り替え)となっています。募集人数的にも、ほぼ申請者の全員が給付を受け取ることが可能です。
JSTの「次世代精鋭人材創発プロジェクト」の選定校は国内40機関であり、 募集学生数は5,450名となっています。
毎年DC1とDC2の採用人数が1,800名程度であること考慮すると、その規模の大きさが分かるかと思います。
このプロジェクトは政府による博士後期課程学生の重点支援政策の一環であり、かなり手厚い制度となっています。
40の選定校についてはこちら(PDF)をご参照ください。
選定校に所属している博士後期学生および来年度後期課程を目指す方は、一度所属機関の学生課等に問い合わせてみてください。